「そうだ、安井金比羅宮へ行こう」
鬱々とした日々におさらばするべく、幸せになりたい一心で京都へ向かった備忘録です。
【忙しい人向け】弾丸京都参拝の要旨
Xのポストを見ていただくのが1番早いですね。
こちらです↓
最近気分が落ち込んでいたので当日思い立って休憩時間に新幹線の席と宿を取って退勤後に京都へ行き、翌朝安井金比羅宮を参拝してそのまま新幹線で職場(都内)へ向かって昼前に出勤するという行動力馬鹿女ムーブをかましてきた。明日はきっと幸せになれるよね、ハム太郎?
— 爽香 なこ (@sawaka_nako) 2024年2月21日
#なこのたびろぐ pic.twitter.com/ER5NHk3PfF
今回は長くなりそうなので、前後編に分けてお話します。
以下本文は前編です(既に長いので休み休みどうぞ)
どうして行ったの?
最近どうにも気分が晴れなかったからです。
……というのはだいぶオブラートに包みましたが、主な悩みは恋愛面ですね。
おそらく、最近の気の落ち込みは人生への悩み、もっといえば恋愛面での今後の不安からくるものだと思いました。
基本的に物事をポジティブに考えていた私は、物事の良い面はそのまま受け取り、悪い面は前向きに考えて受け取っていました。要は自分の都合で解釈しているってことですね。
それが良いのか悪いのかは一旦置いておいて、少し前の話をします。
【過去談】東京大神宮へ参拝した話
マチアプ女の良縁祈願
昨年マッチングアプリをしていた頃、2回目アポを経た方との今後について悩んでいました。
価値観が合わない気がするものの、こんなことで関係を切っていいのか。もっと相手の良い面もあるかもしれない。私が変わればいい。……いや、このまま会っても私は幸せになれないかも。
そこで良縁祈願をしに、縁結びで有名な東京大神宮へ参拝しに行きました。東京大神宮は就職活動時に友人と行ったきりでした。その時は一体何を願ったのでしょう。人の少なく空気の澄んだ境内に気持ちよさを感じつつ、きっと良縁を結んでくださるだろうと思い、祈願。
マチアプ女とはいえ同時進行が苦手で、1人と会い始めたらその人に集中したいタイプの私。終わりを感じるまでは他の人とマッチしないのですが、さすがにもう終わらせようとなり、アプリのログインを再開します(先ほどの方とはしばらくLINEでやり取りをしていた)
そしてすぐ、オモロ人間とマッチングしました。とにかく考え方が私にとっては新鮮で、
「この人といたら人生面白くなるかも!」
と思ったのも懐かしいです。その後お付き合いをすることになったので、勝手に東京大神宮参拝での縁結び効果かと思いました。
お礼参り後に破局
お礼参りを考えていた頃に身内に不幸があったため、忌が明けてから先月お礼参りをしました。
もう地図がなくても行けるだろうと思ったのになぜか迷子に。辿り着けたはいいものの、年明けということもあり、参拝者で境内は溢れかえっています。仕事終わりの夜に訪れたのは前回と変わらないのに、時期でこんなにも違うのかと驚きました。だんだん具合が悪くなってきたところをなんとかお参りできました。そして数時間後、お相手から別れ話を切り出されました。一体どういうことでしょう。
たまたまのタイミングだとは思いますが、さすがに考えるものがありました。内容も内容だったので不安になりましたね。
あまりに不安な私は「東京大神宮 お礼参り 別れる」とネットで検索しまくると、色々な意見を目にしました。その中で都合良き解釈女の目に留まったのは、
「東京大神宮祈願後に出会ったのなら、神様が結んでくださった良縁。お礼参り後に別れの危機があれば、乗り越えた2人がより強く結ばれるために与えてくださった試練」
というものです。
あ〜〜なるほどな〜〜〜〜。
そこで私はお相手と向き合うべくきちんとお話をしたかったのですが、結局不完全燃焼で終わりました。相手に嫌われないようにしすぎた自分がいけなかったので、それを乗り越えられず、本当に悔しい。お相手がどんな気持ちで私と付き合い、別れたのか、私には分かりませんでした。お互いを知らなすぎましたね。もっと話せば良かったね。
新しい恋を探すべくその日のうちにマッチングアプリをまた登録してすぐマッチングしたものの、相手のことを信じきれず3回目アポの後に丁重にお断りをしてしまいました。
(色々なことを受け入れていこうというスタンスで新しい恋を始めようとしたとはいえ、さすがにプロフ詐欺が過ぎたので許容範囲を超えていた)(住みと学歴が違うのはなんとか受け入れたけど、趣味として1回目アポで語っていたことが3回目アポで嘘だと分かり一気に信用消滅)
復縁祈願をしてしまう
私は見る目がないのかと悲しくなり、翌週退勤後に東京大神宮へ。気付けば私は復縁祈願をしていました。
人生で初めて絵馬の奉納をしました。お守りもいただき、すっかり復縁祈願モードです。
どうして私は復縁祈願をしたのか。
単純に、人間関係を切るのが苦手なのでしょう。嫌なことがあっても、その人の良い面を探すのは私の長所であり、短所であると思っています。人間誰しも完璧ではないし、誰にだって欠点はあります。恋人、友達、職場の人、どの関係性であったとしても尊敬しているのであれば、できればその人の欠点さえも愛したいです。そこまでできないなら、せめて自分がフォローしたい。それか、一緒に直したい。だからこそ、大抵のことは受け入れてきました。
友人と離れる時も相当悩み、私にとって尊敬できる面がなくなった時点でやっと離れることができました。
1度でも出会って深い仲になれたということは、縁があると思っています。それが良縁か悪縁かは分かりませんが、縁がないとはいえないでしょう。
だからこそ、これからの人生で一緒に楽しい日々を過ごせたかもしれない友人と離れる判断をしたあの苦しさは自分にとって最後であって欲しいし、これからは何かあっても少し距離を置く程度にしてもう離れるようなことはしたくないと思いました。
きっと同じように考えて、元お相手とのことを祈願したのだと思います。
数日経ち、私は自分が怖くなりました。本当にこれで良いのでしょうか。なんだか相手に執着しているような気さえしてきます。このままで私は幸せになれるの?
今これを書いていたら、別れ話をされた時によく頭を流れていたさやみるきーの「今ならば」が流れ始めました。でも今はその時とは違う気持ちです。あの時はお互い感情的になっていたけど、今なら冷静に話せるのかな。復縁がどうのとかじゃなくて、普通に話がしたい。面白い人間との関わりがなくなるのが惜しいのか……。
縁を切って幸せになる!
そんなこんなで20日の仕事の休憩時間に、
「そうだ、安井金比羅宮へ行こう」
となり、その場で新幹線の席と宿を予約して退勤後に京都へ向かいました。
安井金比羅宮には過去に2度訪れたことがあり、いずれも成就し、噂どおり代償がありました……。力が強すぎるがゆえに、安易に祈願をしてはいけないとさえ言われているのはみなさんご存知のとおり。それでも、神頼みをしてでもどうにかしないとというところまできていたため、やると決めたらやるという自分で自分の機嫌をとるつもりで今回決行しました。
あとは、
「ふと思い立ってちゃんと実行できる自分すごくない!?」
と自分に自信をつけたかったのもあります。
前のお相手との縁はタイミング的にも良縁だとは信じたいですが(都合良き解釈女)、それもきっと安井金比羅宮へ参拝すれば分かることだろうということにしました。
幸せになるんだ!
次回、京都へ旅立つ↓